スノードロップ
「全く興味ない?宝石も…綺麗なものも…」




「あんまり。着飾るの好きじゃないんです。高いし…なくしますから」







綺麗なもの
嫌いなわけじゃないの。



ただ縁が無かった。


綺麗なものより
日常で使えるもの


優先していたから。













「おい高遠帰るぞ。俺は疲れた…。また一人で来い。次は女を連れて来い」





「えぇ―…、つれないなぁ。るみちゃんありがとな」








すっかりるみと
仲良くなっている…























「司様ありがとうございました。わざわざー」


「構わないよ。」






高遠さんは 迎えが
来てちゃんと帰った…





私達はわざわざ
屋敷まで送ってもらった





「ちょっと一ノ瀬さん。荷物をお願いしていい、渡部さんは海江田さんに連絡を…」



「あ…はい。」




るみはたっと戻った
私はトランクの方にいった。







「何を運べば…、」



「はい。」



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