スノードロップ
「花柳。」
ちょうど司が来た
「久しぶり、司。行こうか……」
「すいません。」
「本当格好良かったの。高遠さん…」
「なに変なのに洗脳されてんの。高遠ってあの高遠隆之の息子でしょ。」
シーツを敷きながら
咲はため息をついた
「気が合うのよ~。父さんに似ているから…」
「気が合おうが、相手は政治家よ。やめとけやめとけ…」
「…まぁいい人だったね。」
わたしが言うと
るみはうんうんと頷いた
「いいの。いいの…うふふふ~」