スノードロップ
夕方くらいまで
庭の散策したり、
ちょっと仕事したりしていた
「くっくくっ~。」
「るみ、お疲れ様」
るみは花瓶を
持って走ってきた
「お疲れ様。どう司様のお相手は…ドキドキした?」
「したよー、なんか……おかしくて死んじゃいそうな気が…」
「あははは…。司様やっぱり綺麗に見えるらしいから…何かあるといいね」
なくていい…
るみはあまり
心配してない風だけど…
「夏々とか咲は、」
「変わらないよ。みんな同じ」
「はぁ……」
「悪いね、みんなと引き離して。」
司様が後ろにいた!
廊下だと思って油断してた
「わ…そのいいえっ、だ大丈夫です。夕食は美味しかったですか」
「美味しかった。明日には議会に出れるから、1日付き合ってくれてありがとう」
にっこり笑って
お礼を言ってくれた。
「…いいえ。お加減が良くなって何よりです」
「うん。一ノ瀬さん…」