スノードロップ
司さんは変わらず国会に
あたしは 家でメイド
何も変わらない生活をしている…
4時過ぎ……
仕事も一段落ついた。
はぁとため息をつくと
むにと後ろから手が出た
「夏々?……あ、…ん」
制服の上から両手で胸を触られた
「…ぁん……ちょっと………や!」
ようやく振り払った
気持ち悪い……変態!
「ごめんごめん。からかっただけだよ、」
軽い声がした
振り返ると若い男の子がいた…
スーツにネクタイはしめてなかった…
髪の毛は黒色。
「あなたいい体型してんなぁ…。よろしく、俺は蒼井輝明。司兄とは親戚だよ、しばらくやっかいになるから、」
やっかいになる~!?
「司兄さん。久しぶり、」
「輝…。久しぶり、あっちはどうだった?」
「まぁ楽しかったよ。日本も久しぶりだな…」
私は 司さんの書斎で
二人の話を聞いていた
夕方過ぎに帰ってきた
司さんは驚いてたけど
あっさり変態…
蒼井輝明さんを迎えていた
蒼井輝明さんは
旦那様の弟さんの息子さん
つまり司様から
したらイトコらしい…
イギリスにいたらしい
頭は良くて
飛び級して18才で大学生…
「…なんでまた急に、」