スノードロップ
蒼井輝明さんが何か
言ったか分からないけど…
翌日には何故か輝明さん
付きて訳ではないけど
そういう風な説明を
佐々部さんから受けた
「仕事は他の子にまわすから、出来るだけ輝明様に付いていてね。」
と
「おはよう。やっぱり専属…になったんだね。名前は?」
部屋のドアを開けたら
爽やかに蒼井輝明さんが出てきた
「一ノ瀬紅々といいます。よろしくお願いいたします…えと…」
「輝明でいいよ。昨日あんな失礼な事したんだし、よろしくね」
はははと輝明さんは笑った
「えーと、じゃあさちょっと付き合ってくれない。」
「どちらに?」
「へぇ…いとこ帰って来たんやなぁ。」
「正直またかって感じだな。なんで仲が悪いんだか…輝もひねくれて、」
高遠は はぁと笑った
「素直にやっとったら何が正しいんかわかんなって、考えて考えて素直に受け止めんのが苦しゅうなったんやと思うけどな」
「…お前よく分かるな。」
ありがとうさんと
軽く手をあげた