スノードロップ












「一ノ瀬さんは司兄さんの彼女なわけ?」



「……えと、…」




「はは…。マジメー、」




輝明さんに
屋敷を案内していた



「…いいなぁ。もうしちゃったの?」



「したって……、」




な なにを言うの
やっぱり変態……!


「それは、…」


「まだなんだ。…勿体ないなぁ。いい体してんのに、司兄も忙しいんだろうな…」



「はい…お忙しいみたいです。」




廊下に声が響く



「早く司郎さんみたいになりたいんじゃない、働き過ぎなんだよあの人は。」



そういえばこの
前は風邪をひいていた





「……。」




「…あ、今日はここまででいいよ。彼女が来るから、また夜来てね」






図書室まで案内したら
輝明さんは じゃあねと言った






セクハラ…













< 89 / 181 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop