スノードロップ
「一ノ瀬さんは司兄さんの彼女なわけ?」
「……えと、…」
「はは…。マジメー、」
輝明さんに
屋敷を案内していた
「…いいなぁ。もうしちゃったの?」
「したって……、」
な なにを言うの
やっぱり変態……!
「それは、…」
「まだなんだ。…勿体ないなぁ。いい体してんのに、司兄も忙しいんだろうな…」
「はい…お忙しいみたいです。」
廊下に声が響く
「早く司郎さんみたいになりたいんじゃない、働き過ぎなんだよあの人は。」
そういえばこの
前は風邪をひいていた
「……。」
「…あ、今日はここまででいいよ。彼女が来るから、また夜来てね」
図書室まで案内したら
輝明さんは じゃあねと言った
セクハラ…