No.1ホストは俺様パパ!?
気がつくと、夜になっていた。
あたりは知らない光景ばかり。
「ここ・・・どこよ・・・」
もう絡まれたり、走ったり!
どんだけ忙しいのよあたし・・・。
雨の中、あたしは道の端に座り込んだ。
服はぬれて寒い。どこかの漫画喫茶探そう。
「だめだ・・・足が動かない」
後悔した。家出なんてするんじゃなかった。
どうせ、子供なんて親抜きじゃ生きられない。
そう思って、涙が出そうになった時、
「わーびしょびしょだよー」
天使の様に、暖かい声がした。