No.1ホストは俺様パパ!?


気がつくと、夜になっていた。
あたりは知らない光景ばかり。


「ここ・・・どこよ・・・」


もう絡まれたり、走ったり!
どんだけ忙しいのよあたし・・・。


雨の中、あたしは道の端に座り込んだ。
服はぬれて寒い。どこかの漫画喫茶探そう。



「だめだ・・・足が動かない」


後悔した。家出なんてするんじゃなかった。
どうせ、子供なんて親抜きじゃ生きられない。


そう思って、涙が出そうになった時、


「わーびしょびしょだよー」


天使の様に、暖かい声がした。


< 3 / 7 >

この作品をシェア

pagetop