君への想い



「……私…瑠衣くんが好きだよ……」




『………え??』



さっきから“え??”としか言わない瑠衣くん。




「……もう、瑠衣くんは私のこと…嫌いかもしれないけど…今更遅いかもしれないけど…瑠衣くんが……好き………です。………それだけ…じゃあ…」




そう言って体育館から出て行こうとしたとき、腕をつかまれた。







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