君への想い



体育館につくと、軽くウォーミングアップをして、ボールをもち、シュートをした。




このフォーム、あの時、貧血で倒れた時に夢で見た男の子は…瑠衣くんだったんだね。



だから“慎ちゃん”って聞いても答えてくれなかったんだね。




『晴歌先輩??早くしてください!!教えませんよ??』



笑いながら言ってくる。


この笑顔…やっぱり夢に出てきたのは瑠衣くんだね。



「えー!!早くするから教えて~」









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