同居の秘密。【完】


「あ、こんな所でなんだから、中へ入って」

「ありがとう。凄い部屋だね。何この玄関の広さ」


すぅちゃんは苦笑いをしながら部屋へと上がる。


リビングへ入り、向い合わせでソファーに座った。


「本題に入るけど、あんた達、エッチしてるの?」


キッチンで紅茶を淹れていると、すぅちゃんが直球で聞いてきた。

思わず味見してた紅茶を吐き出しそうになる。


「…してません!」

テーブルにティーカップを置き、叫ぶ。


自分でもわかる、少し顔が火照ってる。



 
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