同居の秘密。【完】
初めて知った事実にビックリ。
その時はまだ俺の気持ちが定まって無くて、イライラしていた頃。
その頃から千春は俺の事好きだったのか…。
なんて思うと勝手に顔が赤くなるのがわかる。
「のろけるな」
昇の冷たい目線が俺に突き刺さった。
「…何も言ってねぇよ…」
顔の火照りを押さえるために前髪をわしゃわしゃと掻いた。
「で?今日はどうして千春ちゃんと喧嘩したの」
3杯目の飲み物を作りながら昇は飽きれ呆れに言う。