【短編】『おもいで文集』
朝―

いつものように爽やかなチェックの黄緑色のカーテンを開けた。


マンションの三階。
高さは微妙だけど…満足してる。


カーテンを開けると私はパジャマのままでベランダに出るようにしている。
晴れの日も雨の日も時には雪の日も。

そして眩しい光を浴びる。
陽の光に『おはよう』と。



これは全部日常当たり前でやっていることで、当たり前のようにこの時をスルーしちゃうのに。




今日はなんか変だった。
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