年下彼氏。


『僕らの出会いを誰かが別れと呼んでも』


この歌には、ちょっと珍しいソロパートがある。


男女二人ずつ歌う。


歌が上手い人がやるところ。


…なのに推薦されたあたし。


練習も半端じゃない。


想いがあっても、やっぱり辛い。


でも。


この行事が、歯車を廻す大きなカギになったんだ―。


< 108 / 182 >

この作品をシェア

pagetop