年下彼氏。


「表彰のときも、帰りも! あの男子、誰?」


きらきら瞳を輝かせて、あたしに詰め寄る。


その迫力に、一歩ずつ後ずさり。


「彼氏? 彼氏候補? もてあそんでるだけ?」


ど、どうして全部、恋愛絡み?


心の中のつっこみは軽やかにスルー。


あたしの発言を待つみんな。


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