年下彼氏。


11時。


試合開始から1時間がすぎた。


まだ、何もできていない。

なにもしていない…。


できるキャラとかじゃなくて、何かしなくちゃ。


前に進まなきゃ。


彼の目に、あたしを映さなきゃ。


「〜…?」


「〜…」


彼の声が聞こえた。


どこにいても分かるのかな…彼のことなら。


誰と喋ってるんだろう?


いいな…。


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