年下彼氏。


彼女でもないのに、ヤキモチしちゃう。


「あ、植山」


いきなり顧問が、手招きしながらあたしを呼んだ。


メガネをはずして側まで走る。


隣には、小さな大箸くん。


「お前、いいところにいたな! ちょっと、校内まで連れてってやれよ」


「え?」


いきなりの指示。


顧問がなにが言いたいのか、分からない。


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