年下彼氏。


なんか…嬉しい。


もし、今日会えてなかったら。


こんな風に、喋ってないんだ。


こんな風に、笑ってないんだ。


彼のことを、何も知らないんだ。


ちょっと強引なとこ。


可愛いけど、男っぽいとこがあること。


家族のこと…。


あたしはそっと、自分で作った卵焼きを、彼の袋の上に置いた。


彼の笑顔が、見れますようにって。


彼は一瞬びっくりしたけど、嬉しそうに笑ってくれた。


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