永遠の愛~日記から伝わる思い~
「だからさ、血が出たらなかなか止まんなくて、今日はさ、外出許可でたから、デートだったんだ。なのにさ・・・・。」




「本当にすまない。」




「いえ、あなたは悪くない。とび出した璃那も悪いんです。でも、こんな時、運転していたほうが、悪くなっちゃうんですよね。こちらこそ、申し訳ないです。」




「世の中には、キミみたいに心の優しい青年がいるもんだなぁ。俺は、キミの大事な人をはねたというのに・・・。」




「そうですよね。憎むべき相手だ。」



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