永遠の愛~日記から伝わる思い~
それからまた沈黙が続いた。


それを破ったのは愛嘉だった。




「海翔には、言ったの?」


『うぅん・・・言わないつもり。』


「なんで・・?」


『心配かけたくないのもあるけど、死にそうな姿なんて見て欲しくないの。だから・・・。』


「私は何も言う権利ないけど、それでホントに後悔しないの?」


『うん。学校辞める前にしたいこと全部して、それで別れるつもり。』


「そっか・・・。じゃあ、私何も言わないから。」


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