MAGIC☆MAGIC


「帰りもあのゲートを通ると思うと…。
吐き気が襲ってきそうだよ」



真鈴は屋上のフェンスに近付き校庭を見下ろした。


夜の学校、月の光だけがこの世界を照らしている。


「太陽が顔を出せば、この校庭には沢山の人間達でいっぱいになるんだろうね!早く会いたいなぁ〜っ」


人間界に来るのをずっと楽しみにしてた。


修業に行く3ヶ月前からずっと人間界の事を勉強してしまう程に。




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