MAGIC☆MAGIC


「あ!待ってよネア!
ごめんね僕?お姉ちゃんあの猫さん追いかけなきゃ!
怪我は無い!?痛いところは!?」


一方的に言い切った真鈴を、男の子は放心状態で見つめ、無言で首を横に振る。



「良かったぁっ!じゃ!ばいばい少年っ!」


真鈴はネアを追いかけ走っていった。


「………猫さんが…。喋った………」



男の子が小さく呟いたのを真鈴もネアも知らない。





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