MAGIC☆MAGIC


「違うもん!本当だよ!魔法使いだったもん!!」


男の子は頬を膨らませ少年を見上げる。


子供の夢を壊すのは忍びないが、これだけは譲れない。


これを認めたら、俺は明らかに変人になってしまう。



「お前は何も見なかった。俺も何も見なかった…。いいな?」


少年は半場強引に自分の意見を押し付けた。




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