15歳のラビリンス


そして私の頭をぐしゃぐしゃとなでる。



「マジ嬉しい。よろしくな、美織♪」


「う、うん…っ!」



15年間生きてて、こんなマンガみたいな告白初めてだった。





初めての告白、そして初めての彼氏がジンだった事で私は浮かれていたのかもしれない。








この時はまだ、後に起きる事態なんか想像できなかったから…。



< 75 / 338 >

この作品をシェア

pagetop