『好き』の二文字だけで
罰
"罰"
それは
いきなり追い撃ちをかけるように
アタシに話しが回った。
[ こうたが加恵実と付き合って
るんだってー!! ]
アタシの心が強く強く
いためつけられた。
でも
アタシは悲劇のヒロインじゃぁない
アタシは罰があたったんだ。
平林からの打撃だ。
ごめん。
平林ごめん。
アタシ、
こうたへの気持ち
心にいれたまま
返事かえしちゃった。
平林。
許して。
アタシ、まだなんもわからない
一人の女の子だった。
アタシ。
苦しいだけだったんだ。
こうたへの気持ちを
まだもってるのが
苦しくて
平林に逃げたんだょ。
平林に言えるようになったら
優しく聞いてください。
でも平林。
アタシ平林がすきだったんだょ。
こうたを諦めかけたとき
平林の告白があって
アタシ平林をたよりにして
平林に甘えちゃったんだと
思う。
平林が
小さい頃からアタシは
平林をしってたから
たぶん
平林を一人の男の子として
好きだったんだと
思う。
でも
こうたへは
違う気持ちですきで
言葉にできないよ。
こうたがすきです。
だから
加恵実と幸せになってほしい。
そう心から
いま
いいたいょ。