『好き』の二文字だけで

戸惑い


次の日は
学校にいくきになれなかった。

あのあと

あたしは
平林にOKした。

なぜOKしたかも
自分でもちゃんとは
覚えていない。

「あぁー。
やだ。もうやだ。」
「どうしたの?ゆうか?」

みかげはアタシの顔をみながら
聞いた。

「いや。いいたくない。」

「っ!こいつ教えろー」

「やだ。やだ。」

はっきりいって
みかげは秘密をペラペラと
喋っちゃうタイプだ。

悪気はないんだケド
男子がすきらしく
男子にはなんでも言っちゃう。

「つか今日体育あるゃん」
「あるねー」

学校についてから
急いでジャージに着替えに
トイレにむかった。

「ゆうかー!Tシャツおとした」
「あー!
ありがとう」

ワイシャツをぬぎながら
Tシャツにうでをとおした。

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