続編☆先生が教えてくれた事



小さくて、弱々しい泣き声だけれど、本当に赤ちゃんだ。


「わ、私の赤ちゃん?」


「そうですよ~。ほら、可愛いわね」


夢みたい。


この子が、私と友也の赤ちゃんなんだ…。


本当に可愛い。


もし、普通に産めていたら、抱っこできたのにな…。


少し早めに産まれた我が子は、それからすぐに集中治療室へと運ばれてしまったのだった。




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