お嬢サマとアイドルの恋物語
「来んじゃね?毎回来てくれてるし。」
その子はSAMURAIのコンサートに毎回来ていて、ユウヤの内輪を持っているため、どうやらユウヤのファンらしい。
「どんな子?どんな子?」
ヒロキとハヤトは興味深々。
レンジは彼女以外興味ないらしく髪を一生懸命セットしている。
「内緒。」
口に人差し指を当てていった。ユウヤにしては珍しく微笑んでいる。
ユウヤのお気にの子まじ見てえ!!
「いたら教えろよ!!」
「わかったよ。」
ユウヤは表情1つ変えずに答えた。
ユウヤのお気にの子見れるなんたのしみだ!!
「あ―ι俺もちゃんとしたお気に作ろっかなあ―;;」
とハヤトがつぶやくと、
「そうしろよ!!そろそろちゃんと1人に決めな。」
とレンジがすぐ返した。他の2人もうん、うんとうなずく。
今までの俺は来るもの拒まず。去るもの追わず。
何股もかけてたし、セフレなんてたくさんいた。
最低男だな。俺。
「よ―し!!今日のライブで探すか★!」
ハヤトは決心した。