お嬢サマとアイドルの恋物語


「来んじゃね?毎回来てくれてるし。」


その子はSAMURAIのコンサートに毎回来ていて、ユウヤの内輪を持っているため、どうやらユウヤのファンらしい。


「どんな子?どんな子?」


ヒロキとハヤトは興味深々。


レンジは彼女以外興味ないらしく髪を一生懸命セットしている。


「内緒。」


口に人差し指を当てていった。ユウヤにしては珍しく微笑んでいる。





ユウヤのお気にの子まじ見てえ!!





「いたら教えろよ!!」





「わかったよ。」



ユウヤは表情1つ変えずに答えた。


ユウヤのお気にの子見れるなんたのしみだ!!



「あ―ι俺もちゃんとしたお気に作ろっかなあ―;;」


とハヤトがつぶやくと、


「そうしろよ!!そろそろちゃんと1人に決めな。」


とレンジがすぐ返した。他の2人もうん、うんとうなずく。















今までの俺は来るもの拒まず。去るもの追わず。


何股もかけてたし、セフレなんてたくさんいた。





最低男だな。俺。





「よ―し!!今日のライブで探すか★!」


ハヤトは決心した。


< 23 / 67 >

この作品をシェア

pagetop