お嬢サマとアイドルの恋物語
~~愛姫帰宅~~
『お帰りなさいませ!愛姫お嬢様。』
香宮家の使用人が玄関で出迎えをする。
使用人はざっと50人ほどだろうか。
「ただいま!いつもご苦労様です。」
愛姫は家の使用人の人たちに挨拶して自分の部屋に戻った。
「ただいま~★チョコ―vV」
愛姫はベッドの上にいた犬に抱きついた。
チョコとはミニチュアダックスフントのメスで、去年の愛姫の誕生日に愛姫の父からのプレゼントである。
もう、す―――――っごく可愛いんですvV
「チョコ~★今日も楽しい1日でしたよ!
・・・・・ああっ!!!」
愛姫は急に思いだし、叫んでしまった。
びくうっι!
チョコも凄くビックリした様子で愛姫の腕の中で震えた。
「あっιチョコごめんなさいι笑」
また忘れる所でしたιιι
ハヤトさんにメールしないと!!
愛姫はチョコをベッドに下ろし、自分もベッドに横になり携帯を開いて、ハヤトへのメールを打つ事にした。
―こんばんは。(^w^)
先日のコンサートでメモを頂いた者です。
香宮愛姫(かみや まき)といいます。
連絡遅くなってしまい本当にすみません。(>_<;;)
メモとっても嬉しかったです!
ありがとうございました。
由香が打ったのを参考に自分で考えた。
でも送るのやっぱ緊張しますね;;苦笑