お嬢サマとアイドルの恋物語


―3分後


「すみません!大変お待たせ致しました!」


店員は何かを持ってやってきた。


「こちらのグループの方、DVDも発売されてますがいかがですか??」


店員はSAMURAIのDVDを4枚ほど広げてみせる。


うっわ!コイツ、こっちがお嬢様だって気付きやがったな!!

「どうします?愛姫お嬢様。」


愛姫の目は輝いていた。


うわっ・・・


「もちろん全部買います~V!!」


めちゃくちゃ笑顔で答える。


「ありがとうございます!!」

店員も愛姫にまけないくらいの笑顔だ。






バカ愛姫―!!ιそれじゃアイツの思うツボだっつの!


あっ★申し遅れました。


執事の室井達樹(むろいたつき)で~す♪


このバカ天然なお姫さんの世話してます。






えっ?愛姫の前と全然態度が違うって?





あったりめ―だろ。猫かぶってんだから。


こっちが素★


言っとくけど、メガネ伊達だから。笑







「お会計、32,500円になります!」


「はい!」


「ありがとうございました―★!」


達樹以外、つまり愛姫と店員は凄い笑顔で買い物が終わった。





< 52 / 67 >

この作品をシェア

pagetop