お嬢サマとアイドルの恋物語
―3分後
「すみません!大変お待たせ致しました!」
店員は何かを持ってやってきた。
「こちらのグループの方、DVDも発売されてますがいかがですか??」
店員はSAMURAIのDVDを4枚ほど広げてみせる。
うっわ!コイツ、こっちがお嬢様だって気付きやがったな!!
「どうします?愛姫お嬢様。」
愛姫の目は輝いていた。
うわっ・・・
「もちろん全部買います~V!!」
めちゃくちゃ笑顔で答える。
「ありがとうございます!!」
店員も愛姫にまけないくらいの笑顔だ。
バカ愛姫―!!ιそれじゃアイツの思うツボだっつの!
あっ★申し遅れました。
執事の室井達樹(むろいたつき)で~す♪
このバカ天然なお姫さんの世話してます。
えっ?愛姫の前と全然態度が違うって?
あったりめ―だろ。猫かぶってんだから。
こっちが素★
言っとくけど、メガネ伊達だから。笑
「お会計、32,500円になります!」
「はい!」
「ありがとうございました―★!」
達樹以外、つまり愛姫と店員は凄い笑顔で買い物が終わった。