お嬢サマとアイドルの恋物語
打ち合わせが終わり、楽屋へ戻ってきた。
本番まであと30分ほどある。
「ハヤトー、メール早く送らないと人形姫チャン寝ちゃうんじゃね?あんま返事待たすのも悪いっしょー。」
ヒロキに言われた。
そうだよなあι
俺が逆だったら超心配になるかも!!
ハヤトはすぐにメールを打った。
―メールありがとう!(^O^)
五十嵐隼人(いがらし はやと)です。
来ないと思ってたからすっげ―うれしかった。
こっちこそ返事遅くなってゴメンなあ!(;_;)
今、ちょうど仕事の休憩時間なんだ。
これからよろしく!
あんなに悩んでたのが嘘みたいに切羽詰まったら早く打てた。
悩んだのがバカみたいだ。
あと10分となったためみんなが楽屋を出て行く。
俺もはやく行かないと!
メールの送信ボタンを押し、楽屋を出た。