お嬢サマとアイドルの恋物語


~~30分後~~


もう嫌です~;;さっきから同じ所をぐるぐるぐるぐる・・・・・





愛姫はまだ席にたどり着いていなかった。


同じ様な場所をもう5回ほど通った気がする。


―プルルルルル


「うえっ?!あっ由香ちゃん;;」


迷いに迷っているとき、携帯がなった。


“由香ちゃん”とディスプレイに表示されている。


すぐに愛姫は電話を取った。


「愛姫、どこにいるの~;;」


「すみません~ι迷子になってしまいましたあ;;」



涙目になりながら愛姫は答えた。


「やっぱり;;笑
迎え行くからそこ動かないでよ!!なんか周りに目印ない?」

由香にそう言われあたりをキョロキョロと見渡してみる。


人が集まっている所をみつけた。もしかしたら目印になるのかも。


「えっと・・・なんか人がいっぱいならんでて、何か販売してるみたいです!!」


「それグッズ売り場じゃん;;さっきあたしが居たところだよιそこ、ぜったい動かないでよね!!」


由香は呆れたように言った。


「はいι」



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