ハナミズキ...ホストに恋をした

出逢うためのきっかけ

細身のスーツをビシッと着こなし、トサカみたいに髪の毛を立たせてセットしている若い男の子。


けっして男前とは言えないくらい普通の男の子が私が買おうとした券売機の赤いボタン属に言う取消ぼたんを押していた。


"なにこいつ？"

リキにたいする第一印象はこんな感じだったｶﾅ



でも普通に考えてリキは非常識な事してるよね？
ましてやものすごく急いでいる私。

つい言ってしまった


｢何あんた？｣


キッと睨みながらリキにいいはなった


リキは何くわぬ顔で私にこう言い放った。

｢これ属に言うキャッチやねん〃だからおねーさん携帯教えて？｣


ニコニコしながらリキは渡しの顔を覗き込もうとした



けどね、実は私....

こういうキャッチやらスカウトやらナンパなど大ｯ嫌いなんです。


だからすっごいうっとぉしそうな顔をしながらリキにこう言ったんです。


｢あのさｯどいてくれる？｣