ハナミズキ...ホストに恋をした


「すいませーん!!
大変遅くなりました!!水月です」


バタバタバタバタ〃


「水月さん!!こんばんわ!豪君もう寝ちゃってて」


「本当にすみません!!遅くなってしまって↓↓ちょっと色々ゴタゴタしてまして今後ないように気をつけます」

深々と頭を下げる私。
この先生怒らせると説教されるから初めに謝るのがいいみたい。


「これからは気をつけて下さいね?でもどうします?豪君寝てしまってますけど...」


頭をあげ部屋の奥を見るとすやすや眠る豪。

私はニコッと笑いながら

「抱っこして帰ります〃」


豪の荷物を一つにまとめ起こさないように豪を抱き抱える私。


先生にお辞儀をして保育園を後にした。


"豪のやつまた重たくなったかな?"


家までの道のりを歩いて帰る。



ガチャッ


「ただいまぁ〜!!」


豪を起こさないように小声でただいまというと奥から私と二歳離れた弟が来てくれて寝ている豪を抱っこしてくれた。




「おかえり〜今日遅かったな!しかも豪、完全爆睡してるやん!(笑)重たかったやろ?」


ニコニコしながらゆっくり喋れかけてきてくれるのは弟の陸。
陸は属に言う癒し系ってやつですごい優しい。


ちなみにすやすや眠る豪も私の弟。
歳の離れた弟だけど正真正銘どちらも血の繋がった弟。

私達には両親がいなくて今は三人で暮らしている。
< 8 / 17 >

この作品をシェア

pagetop