詩集
面影
思い出せない 大切な事
感覚で 君の温もり 蘇る
この手で触れたのか 分からないけれど
残像を 追う様に 目を瞑って 手握り締め
薄くぼんやりと 映る君
景色が変わって 闇だけ 巡る
脱け出せない迷路 私は迷子
強い風が吹いて 目を開く
目の前に広がる 紅葉 降り注ぐ
空を隠す はらりと 落ちる
手を伸ばし 一枚 手の中に
一瞬 君の声 聞こえ
涙流れ また目を瞑る
今度は 君に会える そう祈りながら…


end
< 4 / 4 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

時空の力

総文字数/324

ファンタジー1ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop