君は俺のターゲット(2)
「?!・・・騙したのね。」
舞里から俺に視線を移した彼女の顔は、般若のように恐ろしいことになっていた。
「麗しいレディ、お顔が台無しですよ。
あなたがあまりにも頑なに心を開かないので、ちょっと悪戯してしまいました。」
舞里を見ると、呆れていた。
やっぱり、俺には刑事なんて似合わない。
怪盗をして、舞里に追い掛けられる夜を過ごすことの方が、よっぽど性に合っている。
普段は言えないこんなクサイ台詞を、ゴーストの時には舞里にも言える。
他の女性に対しては、何も思わず頭に出てきた言葉を言っているだけだが、舞里の時は、ある意味本心だ。
『麗しき姫』
『星空のような輝かしい瞳』
数え上げたらきりがない。
でも、それだけ俺は舞里を思ってる。
愛してる。
だから、失う訳にはいかない。
「どいつもこいつも、あたしをはめたり騙したり・・・二人ともここで殺してあげるわ。
まずはあなたからよ!!」
そう言うと、彼女は舞里に向かって走っていった。
「やめろ!!!」
舞里から俺に視線を移した彼女の顔は、般若のように恐ろしいことになっていた。
「麗しいレディ、お顔が台無しですよ。
あなたがあまりにも頑なに心を開かないので、ちょっと悪戯してしまいました。」
舞里を見ると、呆れていた。
やっぱり、俺には刑事なんて似合わない。
怪盗をして、舞里に追い掛けられる夜を過ごすことの方が、よっぽど性に合っている。
普段は言えないこんなクサイ台詞を、ゴーストの時には舞里にも言える。
他の女性に対しては、何も思わず頭に出てきた言葉を言っているだけだが、舞里の時は、ある意味本心だ。
『麗しき姫』
『星空のような輝かしい瞳』
数え上げたらきりがない。
でも、それだけ俺は舞里を思ってる。
愛してる。
だから、失う訳にはいかない。
「どいつもこいつも、あたしをはめたり騙したり・・・二人ともここで殺してあげるわ。
まずはあなたからよ!!」
そう言うと、彼女は舞里に向かって走っていった。
「やめろ!!!」