君は俺のターゲット(2)
河原舞里 27歳。



しっかりものだけど、悪戯好きでちょっとシャイな、俺の彼女。



でも仕事場では、拳銃と手錠を持ち犯人を追い回す刑事。


プラス、夜には


















「怪盗ゴースト!!そこまでよ!!」



俺の夜の姿の、怪盗ゴーストを追っている。



「先日はどうも。お怪我はございませんでしたか?」


「えぇ。あなたのお陰で逮捕も出来たわ。そこはお礼を言っておくわね。」


「とんでもない。あなたのような乙女の役に立てて、私も嬉しい限りです。

今夜ももう少し、あなたと一緒にいたいのですが

残念。もう時間が来てしまいました。それではここで失礼いたします。」


「あ!ちょっと、待ちなさい!!」




待たないよ。


俺を捕まえ損ねて悔しがるお前の顔を見るのも、怪盗をしている理由の一つ。




だから、俺は絶対に捕まらないよ。



例え、舞里のお願いでもね。








俺が捕まる前に、お前を捕まえるから、覚悟してろよ?












俺の愛するターゲット────















fin







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