LOVEらいふ
「ありがとう、早紀っ☆」




あたしは背が小さくて、154cmしかないから、165はあると思われる早紀を見上げ、ニコッと笑いかけた。




「ほんと亜矢って可愛いよね〜
男だったらその笑顔で即オチるでしょ」



……ん?
いま『可愛い』って聞こえたような…?




「早紀、いま可愛いって言った?あたし、可愛くないよ?」




「何言っちゃってんの!!?
亜矢はめちゃくちゃ可愛いじゃんっ♪学校1じゃない?」



いやいや、ちょっと待った!!
そりゃ、お父さんとお母さんは美男美女で、お兄ちゃんもイケメンだけど、あたしは全くお父さんやお母さんの遺伝子受け継いでないんだってばーぁ!!



(いや、亜矢ちゃん。
ちゃーんと受け継いでますよ?
とゆうか、受け継ぎまくりです! by作者 )



「可愛くないからー!!」



「はいはい。そうゆう事にしといてあげるよ。」



「しといてじゃなくてー、そうゆう事なんだってばー!!」



「わかったから!!
そんなことより亜矢、亜矢の隣の席の神谷 光輝くん、めちゃくちゃかっこいいんだよぉ!!
見た?」




< 11 / 312 >

この作品をシェア

pagetop