LOVEらいふ
「ねぇ早紀、なんかこっち来てない?」



「そりゃ、席隣なんだから当たり前でしょ?」



あ、完全にわすれてた。

――ガタンっ
神谷くんが隣の席に座った。
それと同時に席の回りは女の子で溢れかえっている。



「す…すごい。」



とゆうか、なぜに他のクラスの女子までいるんだ!?




『光輝くぅん!うちらと遊ぼうよぉ』
『メアド、教えてよ!』



隣で、ナイスバディのお姉様方がキンキンと甲高い声でしゃべってる。

……って、その前に、あなた方1年生じゃないですよね?
ここ、1年生の教室なんですけど……


すると、早紀が喋りだした。

「それにしても、やっぱ凄い人気だね」


「だね〜ぇ」





「おい」





「おいっ」





「おいって!!!」



…………ん?
ふと声のした方をみた。
そこには、あたしを見下ろしている神谷くんの姿。





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