LOVEらいふ
「本当はさ、亜矢がいいって言うまで待つつもりだったんだけどな。

でも、やっぱり待てない。

俺は、亜矢の全部がほしい…。


なぁ、だめか?」


光輝は一回離れて、正面からあたしを抱きしめてそう言った。



「ううん…だめじゃないよ」


甘い声であんな事言われたら、誰だって断れないよ。


「え…まじで?」


「…うん………きゃっ」




今、あたし…お姫様抱っこ…されちゃってる?

光輝にお姫様抱っこされて着いたのは、もちろん……ベッド。








< 289 / 312 >

この作品をシェア

pagetop