LOVEらいふ
「プロポーズねぇ…うーん…それは、自分で考えたほうがいいよ」



「…そうか?
あ、そういえば、亜矢はあいつになんて言われたんだ?」



「えっ?あ、あたし?」


「あぁ」


「い、言えない!
お兄ちゃんに言ったら幸せ逃げそうだから」


「は?なんだそれ!
…まぁいいけど。じゃあ俺出かけるから」


そう言って、お兄ちゃんは部屋から出て行った。




あ、なんでお兄ちゃんがプロポーズのこと知ってるかというと、光輝がこの前来たから。

そんときに、“亜矢さんと、結婚させてください!"って言ってくれて。

もちろん、お母さんは即OK。

お父さんまで光輝のこと気に入っちゃったらしく、お父さんもOKしてくれた。

なんか知らないけど、お兄ちゃんはもとから光輝と仲よかったんだよね。








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