LOVEらいふ
「オバケなんているわけねぇだろ?
さ、帰るぞ?ずっとこんなとこいたら風邪ひく」




光輝は、あたしの腕を引っ張って倉庫をでる。






「っだって!
お兄ちゃんが言ってたもん。
体育館倉庫はオバケがでるんだぞ。
って!!!!」






「そんなの亜矢を怖がらせるための嘘に決まってんだろ?」





「…え?う、嘘?」







「あぁ」





「じゃ、さっきの音はなんだったの?」






「風かなんかだろ」






風……か。
なんだ、そうゆうことか。
あたし、ほんとバカじゃんかぁ。
オバケなんて信じちゃってさ。







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