三並学園演劇部!
「煩い!お父上、私は何か罰を受けなければならぬ事を致しましたか!!?」
「ふん、アンドルよ…それは貴様の身と心に訪ねてみるがよいわ。もう貴様は子供ではないのだからな……。」
あれから40分経過して、この劇はやっと終わった。
7人しか部員が居ないために結構ハードルが高いが、ミッキーの台本のおかげですごくやりやすくなっている。
……さすがミッキー
「うし、反省すっか…皆、台本もって前に集まれ!」
「あーっ!うちっち悠ちゃんの演技にすっかり惚れてて、最後の所反省書くの忘れてたー!…やっちゃったぜてへっ☆」
「てへっ☆じゃねーよ!お前馬鹿だろ!いやお前は馬鹿だ!!」
「まぁまぁ、楓そこまで言わんでいいだろ?どうだ、ぶっちゃけ楓も私の迫真の演技に惚れてたんじゃないのか?」
「んなこたぁねえよ馬鹿女っ!」
「そうですよ、先輩は私にメロメロなんですから、倖先輩が入れる隙なんてないですよ。」
「煩いわねぇ、黙りなさい村娘っ!」
「ぬぐっ…。」
「はいはい、喧嘩すんな!お前達も良かったからはやく座れ。」
むすっと睨めあったまま二人は床に正座で座った。
うむ宜しい。
……にしても、どうしてこうもこの二人はこんなにも相性が合わないのか。
「…あ、そうだ悠ちゃん!最後の私は何か罰をーって所、何か動きつけられないか?」
「んー、やっぱあそこ物足りなかったっすよね。何か考えておきますわ。」
「おう、思いついたら知らせてくれ。
えっと、あと倖!さっきの台詞んところ全体的によかったぜ」
「あざまーっす。」
「んー、俺の反省はこのくらいかな…。」
「んじゃんじゃ次うちっちー!えっと、眼鏡先輩もう超可愛かったっす!」
「ありがとうございます」
がちゃ
まゆっちが反省を言っていると、部室のドアが開いた。
…あぁ、あいつだ。
「はーいしのナンパの為大遅刻ー。部活サボってまでナンパしたけど今日も収穫なしー、明日俺達のパシリ決定ー。」
「えー…。」
「あー!しのうちっち明日メロンソーダ飲みたいっす!よろー」
「俺は焼きそばパンでいいわ。」
まぁ、紹介しておこう。
今来たのが中学2年の篠崎 瑛
性格以外はパーフェクトな変態ナンパ野郎。
読者のみなさん、こいつに声をかけられたら取り敢えず殴ってOKです!
「ふん、アンドルよ…それは貴様の身と心に訪ねてみるがよいわ。もう貴様は子供ではないのだからな……。」
あれから40分経過して、この劇はやっと終わった。
7人しか部員が居ないために結構ハードルが高いが、ミッキーの台本のおかげですごくやりやすくなっている。
……さすがミッキー
「うし、反省すっか…皆、台本もって前に集まれ!」
「あーっ!うちっち悠ちゃんの演技にすっかり惚れてて、最後の所反省書くの忘れてたー!…やっちゃったぜてへっ☆」
「てへっ☆じゃねーよ!お前馬鹿だろ!いやお前は馬鹿だ!!」
「まぁまぁ、楓そこまで言わんでいいだろ?どうだ、ぶっちゃけ楓も私の迫真の演技に惚れてたんじゃないのか?」
「んなこたぁねえよ馬鹿女っ!」
「そうですよ、先輩は私にメロメロなんですから、倖先輩が入れる隙なんてないですよ。」
「煩いわねぇ、黙りなさい村娘っ!」
「ぬぐっ…。」
「はいはい、喧嘩すんな!お前達も良かったからはやく座れ。」
むすっと睨めあったまま二人は床に正座で座った。
うむ宜しい。
……にしても、どうしてこうもこの二人はこんなにも相性が合わないのか。
「…あ、そうだ悠ちゃん!最後の私は何か罰をーって所、何か動きつけられないか?」
「んー、やっぱあそこ物足りなかったっすよね。何か考えておきますわ。」
「おう、思いついたら知らせてくれ。
えっと、あと倖!さっきの台詞んところ全体的によかったぜ」
「あざまーっす。」
「んー、俺の反省はこのくらいかな…。」
「んじゃんじゃ次うちっちー!えっと、眼鏡先輩もう超可愛かったっす!」
「ありがとうございます」
がちゃ
まゆっちが反省を言っていると、部室のドアが開いた。
…あぁ、あいつだ。
「はーいしのナンパの為大遅刻ー。部活サボってまでナンパしたけど今日も収穫なしー、明日俺達のパシリ決定ー。」
「えー…。」
「あー!しのうちっち明日メロンソーダ飲みたいっす!よろー」
「俺は焼きそばパンでいいわ。」
まぁ、紹介しておこう。
今来たのが中学2年の篠崎 瑛
性格以外はパーフェクトな変態ナンパ野郎。
読者のみなさん、こいつに声をかけられたら取り敢えず殴ってOKです!