三並学園演劇部!
しのが乱入後、まゆっちの反省も言い終わりとりあえず劇終了。
…いや、ホント最後の悠ちゃん出てきたあたりすっかりと反省抜けていた。


「ねぇ楓、夏休みって合宿すんの?」
「…あ、もうそんな時期か…感がておく。」
「あぁ、宜しく頼んだよ!」
「……?」

そそくさと倖はまゆっちのもとに走って行った。
…んだよ、変な奴。あ、もとから変か。

ゲシ

「だーれが変だって?このヘタレ!」
「チョーク投げんな馬鹿!これ以上馬鹿になったらどうしてくれんだよ!」
「先輩なら大丈夫っすわ、馬鹿極めてますし。」
「おっ、悠ちゃんさっすが!もう愛してる♪」
「黙れ帰れ。」
「ツンデレなところもうちっちは好きっすよー!」



……とまぁ、こんなぐだぐだなのが我ら演劇部。
これはあくまで余興にすぎないのだ。
もうすぐ夏休みということで合宿もある、その次には文化祭。
とりあえず、顔出しは終了だ。

これからは本格的にグダグダしてくる時期だ、だって暑いし。
日誌に今日の出来事を適当に書いて終了。
終礼は先ほどにもう済ませたので部員は帰路につく時間だ。


………あ、理科の宿題帰ってやんなきゃ。
< 6 / 7 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop