君とれいんぼー
「んー、ちょっと、出掛けてくる。ね」

きっと君はすぐに想像がつくだろう

「どこいくの?何時位に帰ってくる?ご飯は?」


「7時には絶対帰ってくるよ。だから夜ご飯はうちで食べたいな」

「分かった。秦が大好きなハンバーグ、作って待ってるね」


あえてスルーした
どこいくの?
の問いかけ。

美夜は問いつめることなく

笑顔で言ってくれた。

「いってらっしゃい」


「おう、いってきます」

きっと感付いたんだと思う
俺がこれからどこにいくのか


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