永久の贄[BL]
「事情は全て哉や他の連中から聞いた。だが、オレは謝らない。
そもそもオレは何一つ詫びる事をしていないからだ。
謝罪を求めるならば彩十が傍にいる可能性も考えず、呪いの会話していた弟子共にでもしろ」
相変わらず強気なことで。
別に黙っていた事に腹を立てている訳ではない、と言えば嘘になってしまうか。
やっぱり。俺のためを思って言わなかっただけなのは分かるけど。
それに海理からの謝罪なんて一切期待していない。
だって海理はこう言う奴だって分かっているから。
求めるだけ無駄なのだ。にしても……誰も否定しないあたり、やっぱり事実なんだな。
ミジンコくらいの希望の大きさだけど、全て嘘だって言う可能性も捨てていなかったのに。
そもそもオレは何一つ詫びる事をしていないからだ。
謝罪を求めるならば彩十が傍にいる可能性も考えず、呪いの会話していた弟子共にでもしろ」
相変わらず強気なことで。
別に黙っていた事に腹を立てている訳ではない、と言えば嘘になってしまうか。
やっぱり。俺のためを思って言わなかっただけなのは分かるけど。
それに海理からの謝罪なんて一切期待していない。
だって海理はこう言う奴だって分かっているから。
求めるだけ無駄なのだ。にしても……誰も否定しないあたり、やっぱり事実なんだな。
ミジンコくらいの希望の大きさだけど、全て嘘だって言う可能性も捨てていなかったのに。