*極甘彼氏*
極甘3 重なる想い
「ねぇ先輩…」
「ん?」
今日も購買でパンを買った先輩。
屋上で何人かの先輩達と
お昼を食べてる所に混ざった。
美味しそうにパンを食べながら
私の隣で不思議な顔をした。
「まだ私の事好きにならないの?」
「うぐっ…」
先輩が私の質問に返事をする代わりに
鈍い音をだした。
「ハハハ!夏歩ちゃんすげぇな~相変わらず翔ラブ!って感じ?直球すぎだろ」
周りに居る先輩達が
爆笑している。
諦められるわけないよ。
こんな人に彼女がいないなんて
私だけの人にしたくなるのも当然。
いっそ、彼女でもできたら
諦めつくのに。