*極甘彼氏*


先輩は…私の事が
本当に視界にも入らないんだ。



「…もぅっ…近付かない…先輩のっ…気持ちはもう分かったから…これ以上…」


先輩が好きだから
私に振り向いてほしくて
一生懸命だった。


何度フラれても
平気だったわけじゃない。



でも、諦められない所まできてて
もう…引き返せなかった。



「…私を…惨めにしないで…っ…」



優しくて、カッコイイ
私の大好きな人……



諦めるから…
もう2度と「好き」なんて言わないから


そんな酷い事言って
先輩自身を酷くしないで…




< 26 / 60 >

この作品をシェア

pagetop