私のドライな彼氏
番外編
ピピッピピッピピッ───・・・
ピッ
「う~ん・・・」
朝日がカーテンに遮られ、暗い部屋の中。
隣に眠る人物を起こさないように静かに携帯アラームを止める。
起きてないね。
寝ているのを確かめ、その寝顔に頬を緩める。
そして、腰にまかれている腕から逃れ、彼女は部屋を出た。
寝る時はあんまりくっつかないのに、朝にはきっちり腰に腕があるのは、毎朝の疑問なんだよね。
今日は確か、講義早い時間だって言ってたなぁ。
時計で時間を確認しながら、今日の朝ご飯とお弁当の材料を冷蔵庫から取り出す。
「あ、危ない。これ賞味期限今日までだ。どうしても忘れちゃうんだよね。良かった気付いて」
そうして、朝ご飯の準備をしてから30分がたった頃。
あ、そろそろ起きてくるかな?
ふと時計を見ると、彼が早い講義の時に起きる時間になっていた。
ガチャッ
「おはよう、知香」
「おはよう・・・・・・す、昴」
出てきたのは、どもりながらも呼び捨てで呼ぶ知香に、不敵な笑みを向ける昴だった。
ピッ
「う~ん・・・」
朝日がカーテンに遮られ、暗い部屋の中。
隣に眠る人物を起こさないように静かに携帯アラームを止める。
起きてないね。
寝ているのを確かめ、その寝顔に頬を緩める。
そして、腰にまかれている腕から逃れ、彼女は部屋を出た。
寝る時はあんまりくっつかないのに、朝にはきっちり腰に腕があるのは、毎朝の疑問なんだよね。
今日は確か、講義早い時間だって言ってたなぁ。
時計で時間を確認しながら、今日の朝ご飯とお弁当の材料を冷蔵庫から取り出す。
「あ、危ない。これ賞味期限今日までだ。どうしても忘れちゃうんだよね。良かった気付いて」
そうして、朝ご飯の準備をしてから30分がたった頃。
あ、そろそろ起きてくるかな?
ふと時計を見ると、彼が早い講義の時に起きる時間になっていた。
ガチャッ
「おはよう、知香」
「おはよう・・・・・・す、昴」
出てきたのは、どもりながらも呼び捨てで呼ぶ知香に、不敵な笑みを向ける昴だった。