私のドライな彼氏
昴の大学───────
校門で待ち合わせだよね。
家を出て20分ほどして大学へ着いた。
だが校門に昴の姿はなかった。
まだ授業終わってないのかなぁ?
校門に着いたことをメールすると、電話がかかってきた。
『あ、知香か?悪い今からそっち行くから』
「うん、待ってるから急がなくても───」
『ねぇ昴くん。あたしのお弁当、食べてよー』
え?
電話口から聞こえた媚びる口調の女声に、知香は固まった。
『今行くからな』
返事をする前に切られ、知香は携帯を茫然と見つめた。
「悪かったな、待たせて」
5分ほどして、昴が姿を現した。
「あ、うん・・・・」
「弁当忘れるなんて初めてだ。ありがとな、持ってきてくれて」
「ううん。いいの・・・」
さっきの人は誰なんだろう?
仲良いのかな?
電話から聞こえた声が頭に残り、ぎこちなくなってしまう知香。
校門で待ち合わせだよね。
家を出て20分ほどして大学へ着いた。
だが校門に昴の姿はなかった。
まだ授業終わってないのかなぁ?
校門に着いたことをメールすると、電話がかかってきた。
『あ、知香か?悪い今からそっち行くから』
「うん、待ってるから急がなくても───」
『ねぇ昴くん。あたしのお弁当、食べてよー』
え?
電話口から聞こえた媚びる口調の女声に、知香は固まった。
『今行くからな』
返事をする前に切られ、知香は携帯を茫然と見つめた。
「悪かったな、待たせて」
5分ほどして、昴が姿を現した。
「あ、うん・・・・」
「弁当忘れるなんて初めてだ。ありがとな、持ってきてくれて」
「ううん。いいの・・・」
さっきの人は誰なんだろう?
仲良いのかな?
電話から聞こえた声が頭に残り、ぎこちなくなってしまう知香。