私のドライな彼氏
★特別って何?
「ほら、待ってて下さってるじゃない!お待たせしたら悪いわ!!」
「そうそう。知香ちゃんの王子様でしょ?」
そう言ったのは、彼女の親友の希羽<キワ>と真里花<マリカ>。
そして、これから告白しようとしている彼女は、倉田知香。
皆、青春真っ只中の高校二年生。
そして、丁度今、知香はその想いを告げようとしている。
去年入学した日、生徒会長である彼が、入学生に向けて話しをしている姿に一目惚れをしたのだ。
後で知ったことだが、彼はまだ2年生にも関わらず会長だったのは、選挙でダントツで1位だったからだ。
彼は、容姿こそ人を惹きつけるのに十分だったが、それにも劣らない要素を兼ね備えていた。
責任感、統括力、冷静な判断力。彼は、人の上に立つ素質があったのだ。
そして、その日から、毎日知香は彼を目で追うようになった。
そして、今その想いを、目の前にいる彼に伝える。
「佐伯先輩、あの、あたし・・・」
緊張して、なかなか言葉が出てこない・・・胸が苦しい。
知香が言葉に詰まっているのを見て、彼が口にした言葉は
「今日から、俺の彼女になってくれないか?」
「そうそう。知香ちゃんの王子様でしょ?」
そう言ったのは、彼女の親友の希羽<キワ>と真里花<マリカ>。
そして、これから告白しようとしている彼女は、倉田知香。
皆、青春真っ只中の高校二年生。
そして、丁度今、知香はその想いを告げようとしている。
去年入学した日、生徒会長である彼が、入学生に向けて話しをしている姿に一目惚れをしたのだ。
後で知ったことだが、彼はまだ2年生にも関わらず会長だったのは、選挙でダントツで1位だったからだ。
彼は、容姿こそ人を惹きつけるのに十分だったが、それにも劣らない要素を兼ね備えていた。
責任感、統括力、冷静な判断力。彼は、人の上に立つ素質があったのだ。
そして、その日から、毎日知香は彼を目で追うようになった。
そして、今その想いを、目の前にいる彼に伝える。
「佐伯先輩、あの、あたし・・・」
緊張して、なかなか言葉が出てこない・・・胸が苦しい。
知香が言葉に詰まっているのを見て、彼が口にした言葉は
「今日から、俺の彼女になってくれないか?」